中村天風のポジティブ思考で世知辛い世を生き抜く

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私が中村天風を知ったきっかけは、キックボクシングの師匠から中村天風という偉人哲人の本を紹介されたことです。中村天風を知ってからは、知れば知るほど魅力的な天風ワールドに引き込まれるようになりました。

中村天風の教えは絶対積極、「人間せっかく生きてるうちは積極的に前を向いて生きようよ」という考え方です。

中村天風の波乱万丈な人生を知ると、言葉の重みをなおさら理解できます。1968年に亡くなっているのでご存じでない方も多いと思いますが、政財界では多くの著名人も中村天風に師事しています。更には松下幸之助、稲森和夫などの経営者も中村天風の影響を受けています。

ちなみに、ここ数年爆発的に売れている松岡修造の日めくりカレンダーは、まさに中村天風の思想をインスパイアされています。

松岡修造さんの絶対ポジティブ思想も中村天風の本をたくさん読んでいるからですね。私自身も仕事やプライベートでつまづいた時、知人が悩んでいる時には、中村天風の教えや言葉が役に立っています。

中村天風の教えや言葉を実践できれば、ご自身の人生も豊かになるはずですし、まわりからも尊敬されること間違い無しです。

仕事でガミガミ怒鳴るような上司より、問題をポジティブに消化し諭してくれるような上司に憧れませんか?

些細なことでイライラしているケツの穴の小さいみっともない人間より、何事にも動じない肝の据わった人間になりたくありませんか?

前置きが長くなりましたが、今回は私の心の師匠である中村天風を紹介したいと思います。仕事でもプライベートでも生かされる中村天風の哲学を感じて頂ければ幸いです。

目次

中村天風ってどんな人?

本名は中村三郎といいます。「天風」という号は、後に極めることになる剣術と抜刀術で戦国時代に成立した流派「随変流」抜刀術の「天風(あまつかぜ)」という型からとられました。

若い頃から勉学と武道の経験を積み、精神と肉体の修行を重ね、私たちの想像もできない人生を歩まれています。

中村天風の生涯

簡単ではありますが、波乱万乗の中村天風の生涯を説明します。

・1876年、現東京都北区王子にて生まれる。

・6歳の時、戦国時代に成立した剣術と抜刀術を持つ流派「随変流」の修行を始める。

・柔道の練習試合で惨敗した熊本済々黌の学生に闇討ちされ、後に正当防衛を認められるものの出刃包丁で襲ってきた生徒を刺殺してしまう。

・1892年、中村天風16歳の時、アジア主義を抱く政治団体「玄洋社」の頭山満に預けられる。

・元々気性の荒かった中村天風は玄洋社の豹と恐れられ、頭山満の紹介で諜報員として満州を経由し遼東半島に潜入する。

・日露戦争が迫った1902年、再度満州に潜入し、満州馬賊と斬り合い「人斬り天風」と呼ばれる。

・1904年、中村天風28歳の時にコサック兵に囚われ、銃殺刑に処せられるところ間一髪で部下に救出される。

・日露戦争に備えて放たれた諜報員は113名いたが、生き残ったのは中村天風含めてわずか9名だった。

・1906年、中村天風30歳の時、肺結核を発病する。

・1909年、中村天風33歳の時、病気のために弱った心を強くするため、感銘を受けた本の作家に会いにアメリカに行く。

・1911年、中村天風35歳の時、日本に帰国する途中、インドのヨーガの聖人カリアッパ氏と邂逅、2年半の修行の末肺結核が治る。

・1913年、中村天風37歳の時、インドから日本に帰国する途中、孫文の起こした第二次辛亥革命に巻き込まれるが、謝礼と財産を得る。

・1919年、中村天風43歳の時、実業家として活躍するも一切の身分、財産を清算し「統一哲医学会」を創設し、心身統一法を説き始める。

・1940年、中村天風64歳の時、政財界の実力者も数多く入会することになった統一哲医学会は「天風会」に改称される。

・1968年、中村天風92歳の時、死去。

中村天風の教え

中村天風哲学の基本

心は体に活力を与えるゲートであるとする。心が明るく朗らかであれば、体も元気になる。「病は気から」という言葉も、中村天風と同じ考えですね。

逆に心が弱り「自分はダメだ」と思えば、体も弱りダメになるのです。

[blockquote]
「俺は運が悪いなぁ」と思わないで、「あぁ、何か自分の心構えなり、方法なりに大きな間違いがあったのをこういう結果になって、天が教えてくれるんだなぁ」と考えなさい。
[/blockquote]
折れない心」から引用

私はこの「天の教え」が大好きです。悪いということを自分が心で決めてしまうので「悪い」ことになる。悪いことが起こったからといって、ずっと悪いと思ったところで一向に良くならない。絶対積極の考えができれば、悪いと思っていたことが解決でき、経験となり、自分のバージョンアップに繋がります。

クンバハカ

クンバハカとは、中村天風が説いているインドのヨガの一種です。私たちの心身のエネルギーである気は、大自然の生命エネルギーから得られるものであるといいます。

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意味は、瓶に水を満たした状態です。具体的には、肩の力を抜いて肩を下げ、肛門をキュッとしめた状態です。クンバハカにより、仙骨神経、腹腔神経、横隔膜神経が安定し、生命活動や免疫力をコントロールする自律神経副交感神経のバランスを整えてくれると言われています。あまりの効果の高さにクンバハカを西洋医学や病院の先生も勧められています。

意識的に肛門をダラーンと緩めていると、なんだか悪い気が入ってくる感覚はありませんか?肛門を締めると自然と下腹部に力が入ります。悪い気をシャットアウトするような感じがしますよ。

武術の達人、スポーツ界の天才たちもこのクンバハカを実行している人も多いそうです。しかし、クンバハカは私たち一般人こそがやるべきことだと思います。

肛門をキュッと締め、

肩の力を抜いて、

下腹部に気を込める

たったこれだけです。

更に、丹田呼吸法ができれば良いと思います。ストレス解消、特に寝る前に丹田呼吸をやるとスッキリします。
丹田呼吸法はこちらから

中村天風のまとめ

中村天風をご存知のない方には、この記事を読んで共感したり、少しでも興味を持って頂ければ幸いです。私は、中村天風の教えを知ることができて心の余裕ができました。以前の私は、ちょっとしたことでイライラし、その相手に対して怒りを向けていました。しかし、中村天風の本を読みだして気づきました。

その相手が私のことをイライラさせているのではなく、自分の心がイライラさせているのです。自分の心を上手くコントロールできれば良いのですよね。

きっと今は前よりはマシになったはずです・・・(^^;)

今回紹介した中村天風はほんの一部です。まだまだ中村天風を語るには今回の記事だけでは物足りませんが、これからは私よりも実際の中村天風の本を読んで頂いた方がよろしいでしょう。

中村天風には多数の本があり、私も何冊か読んでいます。その中でも読みやすくわかりやすい本を紹介します。何かの壁にぶつかった時、中村天風の本を読むことにしています。本当に悩んでいることがちっぽけに感じるようになりスッキリしますよ。

中村天風は人生のバイブルになると言っても過言ではありません。

何かに悩んで元気が出ない人、どうにもスッキリした毎日を送れていない人、ぜひ一度中村天風を知ってみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

クイズ大好き、歴史大好き、ワンちゃん大好き。

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