タクシーのメーターに「助けて」と表示されているのを見てしまったアナタ。
滅多に見ることがないので、一瞬「あれは何だったんだろう?」とビックリしちゃいますよね。
実はタクシーの「助けて」表示は、タクシー運転手が何らかの危険にさらされている可能性があります。
本記事では、タクシーのメーターに「助けて」と表示されているのはどういった理由があるのか、またそれを見てしまったアナタはどう行動するべきなのかを解説しています。
タクシー運転手の命を救うことになる可能性が高いので、ぜひ最後までお読みください。
タクシーに「助けて」って表示されていた理由は!?
理由は冒頭でお伝えしましたが、大きく2つの理由がありますのでそれぞれ説明していきます。
タクシー運転手が強盗やタクシージャックに遭って助けを求めている
もしタクシーのメーターに「助けて」と表示されていたとしたら、強盗やタクシージャックにあった可能性大です。
タクシー運転手さんは、下手に助けを求めたり強盗に抵抗するとケガを負ったり、最悪自分の命を落とすこともあります。
更には、運転を誤って事故を起こし歩行者を危険な目に遭わせてしまうことも…。
ですので、タクシーには緊急時には強盗やタクシージャックに気付かれないけれども、道行く警察官や歩行者に「助けて」表示を出すことで助けを求めているのです。
気付かずに間違って緊急ボタンを押してしまった
もう一つの理由としては、緊急スイッチを誤って押してしまった時、機械的な誤動作が起きた時です。
「助けて」表示のボタンは、強盗やタクシージャックに遭った緊急時に押すものなので、普段触らないような場所にあります。
しかし、いつもと違う体勢などで間違って「助けて」表示ボタンを押すこともあるそうです。
機械的な誤作動で点灯してしまった
こちらの理由は、そうそう起こることではありませんが機械的な誤作動で点灯してしまったケースです。
車だったり家電などの機械でも電子回路の問題で、誤作動が起こり得るということです。
タクシーの「助けて」表示を見てしまった時はどうする?
もし、アナタがタクシーの「助けて」という表示を見てしまった時には、すぐに110番通報することが大切です。
警察に通報する際には、タクシーの会社名、車種、車両の色、ナンバープレートの番号、場所(およその住所)などを伝えると良いでしょう。
また、タクシーがどこからどっち方面へ向かっているかも覚えておくと警察としても捜査がしやすくなりますね。
まとめ
滅多に見ることのないタクシーの「助けて」表示ですが、もし見てしまったのなら110番通報してください。
その時には落ち着いて、
・タクシーの会社名(天井部のランプやドアに記載しています)
・車種(例えばトヨタのクラウンなど)
・タクシーの色
・ナンバープレートの番号
・見た場所→どっち方面に向かったか(渋谷で見て○○通りを新宿方面へ)
運転手が誤ってボタンを押したり、機械的な誤作動の可能性もありますが、それでも110番通報しておけば万が一の事故が起こるよりは遥かにマシですからね。
アナタの素早い勇気ある行動が、タクシー運転手の命を救ったり、事件を防ぐことに繋がるかもしれませんので、ぜひ見過ごさずに行動してくださいね。